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アーモンドの街スルモナ

67039 Sulmona AQ, Italia ★ ★ ★ ★ ☆ 276 views
Ria Missoni
Ria Missoni
Sulmona

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アーモンドの街スルモナ

しかし、スルモナでは中世にはすでにアーモンドの砂糖漬けが作られていた。しかし、それは「コンフェット」ではなく、「コンフェットゥーラ」と呼ばれ、殻付きアーモンドやクルミを蜂蜜でコーティングしたものを指す。ボッカッチョの『デカメロン』にも登場し、当時の著名な歴史家による文献にも、結婚式で新婚夫婦に砂糖漬けのアーモンドを使ったり投げつけたりする習慣がすでに記載されている。15世紀には、スルモナのサンタキアラ修道院のクラリス修道女が、結婚する貴婦人に敬意を表して、絹糸で包んだアーモンドの花の小房を作ったのが最初とされる。17世紀、現在のような形と成分になったシュガーアーモンドは、原料である砂糖が外国から輸入されていたため、コストと希少性から高級品となった。砂糖を自由に食べることのできる唯一の存在である王侯や司教への贈り物として喜ばれたのである。8月15日の聖母被昇天の祝日、馬上槍試合のときだけ、街の奉行が他の貴族たちと一緒に荷車を出し、その中から砂糖入りのアーモンドを民衆に投げつけたのだ。1846年当時、スルモナには約12のアーモンド砂糖工場があり、アーモンド砂糖はイタリア全土に輸出されるほど有名で、高く評価されていた。コンフェット・ディ・スルモナ」の特徴は、デンプンや小麦粉を加えずにアーモンドなどの素材に砂糖を付着させる独自の加工特許と、何よりも素晴らしい職人技の両面にある。スルモナを初めて訪れた人は、旧市街にある多くの工芸品店で、色とりどり、さまざまな形のアーモンドの花の砂糖漬けがたくさんのかごに入れられ、観光客の目の前に陳列されているのを見て、魅了されることだろう。小麦の穂、ブドウの新芽、砂糖とアーモンドの香りのするパンジーなど、無関心ではいられなくなる。さらに、誕生日には水色やピンク、卒業式には赤、結婚記念日には銀や金など、お祝い事や特別な日には、それぞれのコンフェットがある。ジャコモ・レオパルディは死の数時間前に「コンフェット・カンネリーノ・ディ・スルモナ」を食べたがっていたと言われており、それ以来、「ディ・レオパルディ」という高貴な呼び名が定着したのである。

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