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富士山に行くなら何月?季節ごとの正直な話 — Kyoto
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宮殿、別荘、城 📍 Kyoto, 日本

富士山に行くなら何月?季節ごとの正直な話

## 富士山と私の、少し奇妙な関係 正直に言う。 私は京都の人間で、山といえば東山や比叡山のなだらかな稜線に慣れきっている。だから初めて富士山を間近で見たとき(確か河口湖側からだったと思う、念のため地図で確認してほしいけれど)、あまりの単独峰ぶりに少し戸惑った。あの山は、どこから見て...

Photo · Hana M.

富士山に行くなら何月?季節ごとの正直な話 — Kyoto, 日本.

場所
Kyoto
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宮殿、別荘、城
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発見 富士山に行くなら何月?季節ごとの正直な話

富士山に行くなら何月?季節ごとの正直な話 - Kyoto | Secret World Trip Planner

## 富士山と私の、少し奇妙な関係

富士山に行くなら何月?季節ごとの正直な話 - Kyoto | Secret World Trip Planner

正直に言う。

私は京都の人間で、山といえば東山や比叡山のなだらかな稜線に慣れきっている。だから初めて富士山を間近で見たとき(確か河口湖側からだったと思う、念のため地図で確認してほしいけれど)、あまりの単独峰ぶりに少し戸惑った。あの山は、どこから見ても「富士山」以外の何物でもない。それが少し怖くもある。

富士山に行くなら何月?季節ごとの正直な話 - Kyoto | Secret World Trip Planner

でも、そんな私でも「いつ行くか」という問いには真剣に向き合える。季節によって、富士山はまるで別の顔を見せる。混雑の度合いも、費用も、見える景色も、劇的に変わる。

手元のノートを開くと、2019年8月11日(晴れのち曇り)に河口湖畔を歩いた記録がある。汗と人ごみと、それでも美しかった逆さ富士の写真。あの体験を踏まえて、月別に整理してみたい。

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## 月別ガイド:12ヶ月の富士山

**1月・2月**

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冬。空気が澄んでいる。これが最大の強みで、遠くから富士山の雪化粧を眺めるには、実はこの季節が一番鮮明に見えることが多い。山頂付近は完全な積雪で登山は不可(正確には一般の登山ルートは閉鎖中)。富士五湖周辺の宿泊費は繁忙期の半額以下になることもあり、河口湖なら素泊まり4,000円台のゲストハウスも見つかる。ただ、平日の湖畔は人が少なすぎて、なんとなく寂しい。

**3月・4月**

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春。河口湖の桜(4月上旬が見頃のことが多い)と残雪の富士山の組み合わせは、写真映えという意味では最強かもしれない。4月になると観光客が急に増え始める。新幹線+バスのパッケージツアーが動き出す時期でもある。富士急ハイランド周辺は週末になると渋滞が始まる。

**5月・6月**

5月は個人的に推したい時期。新緑と雪の対比が美しく、気温も登山口付近まで行くのにちょうどいい。山小屋が本格的に開く前なので(登山シーズンは7月から)、五合目までのバスは動いているが山頂への道は閉まっている。6月は梅雨。富士山はだいたい雲の中にいる。正直、6月に行くのは賭けに近い。見えるかどうか、本当に運次第だと思う。

**7月・8月**

登山シーズン、開幕。

7月1日(吉田ルート)前後から山小屋が開き、登山道が解放される。この時期の山頂は夜明け前に出発するパターンが多く、深夜2時や3時に五合目を出発する登山者の列がライトを灯しながら続く光景は、一種異様な美しさがある(と聞いている、私はまだ山頂に立ったことがない)。

でも8月のお盆前後は本当に混む。御来光を見るための山小屋予約は半年以上前から埋まる。五合目の売店では缶コーヒーが400円前後になることもある(平地の自販機の倍くらい)。吉田ルートの山小屋一泊は素泊まりで9,000〜14,000円程度が相場らしい(要最新確認)。

**9月・10月**

9月上旬まで登山シーズンが続く(ルートによって閉山日が異なる)。混雑は8月よりやや落ち着く。10月になると冠雪が始まり、登山は終了。紅葉と雪の富士山という眺めが楽しめる時期に移行する。富士五湖畔の樹々が色づき始める10月中旬以降は、個人的に一番「また行きたい」と思う時期だ。宿泊費も少し落ち着く。

**11月・12月**

空気が澄み始め、遠望が利く。富士山は12月になると本格的な冬山の顔になる。この時期に富士山を「見に行く」のは悪くない。静かで、人が少なく、湖面に映る富士山がよく見える(風のない朝に限るけれど)。寒さは覚悟が必要で、河口湖付近でも朝晩は氷点下になることがある。

## ハイシーズンと閑散期、どちらを選ぶか

ハイシーズン(7月〜8月、そして春の連休)は、すべてが高くなる。

新宿から富士山五合目へのバスは繁忙期に特別料金が設定されることがあり(通常期2,500〜3,000円程度のところが増額になるケースも)、宿泊施設も当然跳ね上がる。富士山周辺の食事も、観光地価格になる場所が多い。ラーメン一杯1,400円、という光景は珍しくない。

ただ、夏にしかできないことがある。山頂に立つこと、御来光を見ること、富士山の内側を歩くこと。これらは7月〜8月という窓の中にしか入れない。

閑散期(1月〜2月、6月)は静けさを買える。同じ宿が、ハイシーズンの6〜7割の値段になることも多い。でも、見えない日も多い。6月の梅雨はそういう意味でリスクが高い。1月2月は見える可能性が高いが、寒さと防寒装備にある程度の投資が必要になる。

## 予算の話を正直に

東京起点で考えると(京都からだと新幹線で東京まで出る必要があるので私の場合は少し特殊だが)、最低限の日帰りプランで7,000〜10,000円程度は見ておく必要がある。交通費だけで。

宿泊ありの場合、閑散期の平日なら二食付き15,000〜20,000円台のプランが見つかることもある。ハイシーズンの週末は、同じグレードの宿が25,000〜35,000円になることも珍しくない。

登山する場合は別途、山小屋代(前述の通り9,000円〜)と、2024年から吉田ルートで導入が本格化した通行料・保全協力金(2,000円、ただし制度は変わる可能性があるので必ず最新情報を確認してほしい)が加わる。

そういえば、富士山の五合目には意外と和菓子系のお土産が充実していた記憶がある。富士山型の最中や、溶岩をイメージした黒糖の干菓子(確かそういう名前だった)。京都の和菓子師の目線で見ても、なかなか面白い造形だと思った。

## で、私はいつを勧めるか

結局のところ、目的によって全然違う。

「富士山に登る」なら7月下旬〜8月上旬の平日。混雑は覚悟の上で、天気が比較的安定しているこの窓を狙う。

「富士山を見る」なら10月中旬か、1月〜2月の晴れた朝。河口湖畔や山中湖畔から、澄んだ空気の中で眺める富士山は、登山とは別の満足感がある。

「費用を抑えたい」なら5月の平日。登山はできないけれど、新緑と雪のコントラストは美しいし、宿泊費はハイシーズンよりずっと現実的になる。

まあ、どの季節に行っても富士山は富士山だ。あの単独峰は、どんな条件でも「見てしまう」何かを持っている。それが怖くもあり、魅力でもある(と私は思っている)。

あなたは富士山を「登りたい山」として見ているか、それとも「眺める対象」として見ているか。その答えで、最適な月はおのずと決まってくる気がする。

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