フォンターナ・デッラ・アクア・パオラは、モントーリオのサン・ピエトロ教会に近いローマ時代のジャニコロの丘にある。テヴェレ川の右岸に作られた、街の噴水の中でも大きなものの一つで、その規模は最初のものである。建設には、ローマ時代のフォロ・ロマーノの遺跡から採取した大理石と、ミネルバ神殿の破片が使用された。また、モニュメントを飾る6本のピンクの柱のうち4本は、かつてのサン・ピエトロ大聖堂から入手したものらしい。デラクア・パオラは、有名なトレビの泉のモデルになったと言われている。
この記念碑的建造物は1612年に作られた。ローマ教皇パウロ5世の意向で修復されたアクア・トリアーナ水路を閉鎖し、彼の名をとってアクア・パオラと命名された。泉の上部には、教皇の出身家であるボルゲーゼ家のシンボルであるワシとドラゴンが描かれている。噴水の前のテラスは、数あるビューポイントのひとつで、街のパノラマを一望できる。