バロック」の語源はフランス語の「baroque」で、本来は奇形の真珠を指す。この言葉は、後にポルトガル語の「バロッコ」やスペイン語の「バルエコ」を媒介として、贅沢な形や変わった形を指すようになった。当初、論理と趣味を侮辱するものとされたバロック様式は、その後、ローマの3人の芸術家、ベルニーニ、ボロミーニ、ピエトロ・ダ・コルトーナによって最高の表現に到達することになる。ドガーレ礼拝堂の祭壇に置かれた「ジェノヴァの女王マリア像」の作者、フランチェスコ・マリア・スキアフィーノは、その代表的な作者である。