港湾地区にあるポートサイド軍隊博物館は、国の歴史や、第二次世界大戦、1948年のイスラエル・アラブ戦争、1967年の戦争など様々な戦争へのエジプトの参加に関する軍事記念品の膨大なコレクションを展示しています。中でも、展示の中心となるソ連製T-34戦車は、1956年のシナイ戦争でエジプトがイスラエルに勝利した際のシンボルです。そのほか、古代の武器、制服、歴史的文書、旗、写真なども所蔵しています。
博物館には、第二次世界大戦の北アフリカ作戦を専門とするセクションがあり、「砂漠の狐」と呼ばれたドイツの将軍エルヴィン・ロンメルの姿に関する史料や資料が集められています。ロンメルがアフリカで使用したタイプライターや、北アフリカでの活動を記録した写真や文書が展示されています。また、ロンメル将軍とその将校が所有していた軍服や軍服の装飾品もあります。ロンメルは、第二次世界大戦中、ドイツ国防軍で最も優れた指揮官の一人であり、柔軟で革新的な戦法で知られています。北アフリカ作戦を成功させ、エジプトとリビアの大部分を征服したが、最終的には1942年のエル・アラメインの戦いで連合軍に敗れた。 ロンメルはアドルフ・ヒトラー殺害計画に関与した後、1944年に自殺した。また、博物館の入り口にある、エジプト民族運動の指導者でエジプト首相を務めたサード・ザグルールの胸像も注目の作品です。
エジプト大統領ガマル・アブデル・ナセルや、ヨム・キプール戦争時のエジプト軍司令官アーメド・アブデル・アジズ将軍など、歴史上の人物を描いた像もいくつかあります。また、エジプト最高の勲章であるナイル勲章をはじめ、勲章、軍服の重要なコレクションも収蔵しています。最後に、エジプトやイタリアの軍艦を含む船舶模型や航空機の大規模なコレクションがあります。ポートサイドの軍隊博物館は、歴史ファンやエジプトの軍事史についてもっと知りたい人にとって、興味深い場所です
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